コニカミノルタについて
コニカミノルタは、生産拠点の環境活動を総合評価する独自の制度「グリーンファクトリー認定制度」の運用を通じて、エネルギー生産効率を高め、生産活動に起因するCO2排出量の削減を着実に進めています。
2010年度は、事業ユニットごとに生産性の向上や設備の効率化、断熱強化などの施策を実施し、23事業ユニット中12事業ユニットで、グリーンファクトリーレベル1(生産原単位※1CO2排出量12%削減※2)を達成しました。この結果、2010年度のCO2排出量は対前年度比で増加していますが、売上高原単位で設定している目標値は達成することができました。
2011年度も目標値の達成に向けて、残り11事業ユニットでのレベル1達成を目指していきます。

| テーマ | 2010年度目標 | 2010年度実績 | 達成度 |
|---|---|---|---|
| 地球温暖化防止 | 生産活動に起因するCO2排出量:+34.6%(売上高原単位※) | +29.5% | ○ |
重合法トナーを生産している(株)コニカミノルタサプライズの甲府工場および辰野工場では、生産性向上に向けた施策に加え、さまざまな省エネ施策を推進しています。たとえば、トナー製造における重合反応工程の温度調節の制御を変えることで、頻繁な加熱と冷却を行うことなく、重合釜の温度を一定に保つことが可能になりました。このほか、工場全体の蒸気配管の統合や、保温による放熱ロスの削減なども実施しました。これらの活動の結果、CO2排出量を生産原単位※1で24%削減※2し、グリーンファクトリーレベル1の基準を達成しました。
全国の各拠点で屋上緑化、壁面緑化(グリーンカーテン)を実施しています。これらの施策には、光合成によるCO2の吸収のほかに、遮光効果と、葉や茎の蒸散作用(大気中に水蒸気が放出される現象)による冷却効果があり、地球温暖化防止やヒートアイランド現象の抑制に効果があるとされています。
コニカミノルタビジネスエキスパート(株)では、既存の建物の屋上緑化のため、環境技術の検討を進めています。土を使わず遮熱効果を得られる手段として、苔の蒸散性に着目し、独自の苔シートを開発して、東京サイト日野の建物屋上で育成しています。2012年3月までに省エネ効果の確認し、グループ内への展開を図っていく予定です。