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特集 : コア技術のヘルスケア分野への展開

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特集 : コア技術のヘルスケア分野への展開

コア技術を駆使して、人々の健康と医療の未来のために

コニカミノルタは、1933年に国産初のレントゲンフィルムを発売して以来、“医療診断”の領域を中心に新たな価値をご提供してきました。

そして近年、医療診断の重要性がますます高まる中、グループ各社がそれぞれの強みを発揮し、互いの技術を連携させながら、ヘルスケア分野で貢献する製品・サービスの開発、提供を推進しています。

※a
パルスオキシメータ PULSOX-1 医療機器製造認証番号 221AABZX00078000
※b
ダイレクトディジタイザー REGIUS MODEL 110 薬事認証番号 110219AIBZX00046000
※c
Regius Pureview タイプM 薬事認証番号 220ADBZX00026000

さまざまな課題に応えるコニカミノルタの医療診断装置

例えば、X線撮影の現場で(コア技術:画像、材料)

診断業務の迅速化、効率化に貢献するX線撮影装置「AeroDR」

レントゲン撮影の世界では、従来のフィルム撮影から、CR(Computed Radiography)によるデジタル化を経て、最近ではDR(Digital Radiography)が注目を集めています。DRはFPD(Flat Panel Detector)で画像をダイレクトに取得する方式のため、撮影後すぐに画像を表示できます。しかし、従来のDRは重量が重い、電源とデータ送信用ケーブルが必要であるなど、作業性が課題でした。

コニカミノルタエムジー(株)は、2011年3月、これらの課題を解決したX線撮影装置「AeroDR(エアロディーアール)」を発売しました。データ送信の無線化によりワイヤレス化するとともに、徹底した軽量化により世界最軽量の2.9kgを実現しました。また、独自技術を採用した蛍光体により、CRの約半分のX線照射量で高画質な画像が得られます。さらに、新方式のバッテリーの採用により、わずか30分でフル充電が完了する急速充電が可能です。

2011年4月20日現在。バッテリー含む


「AeroDR」

デジタルラジオグラフィー AeroDR SYSTEM 薬事認証番号 222AIBZX00035000

例えば、在宅医療の現場で(コア技術:光学)

血中酸素飽和度をリアルタイムに測定する「パルスオキシメーター」

パルスオキシメーターは、血液中の酸素飽和度(血液の酸素供給が正常に行われているかどうか)をリアルタイムで測る機器です。採血することなく、指先に光を当てるだけで測定できるため、患者に負担をかけない検査機器として、医療現場に欠かせないものになっています。

コニカミノルタセンシング(株)は、1977年に世界で初めて指先で測定するパルスオキシメーターを商品化して以来、小型・軽量化や低価格化、メモリ内蔵タイプの開発などを進め、その普及と用途拡大に貢献してきました。現在では、手術室や病棟での呼吸監視だけでなく、在宅酸素療法患者の自己管理や、睡眠時無呼吸症候群のスクリーニングなど、幅広い用途で活躍しています。


「PULSOX-300」

酸素飽和度モニタ PULSOX-300  医療機器製造認証番号 218AABZX00091000

例えば、乳がん検診の現場で(コア技術:画像)

医師の診断をサポートする「マンモグラフィー診断支援システム」

近年、乳がん患者は世界的に年々増加しています。マンモグラフィー(乳房X線撮影)装置は、乳がんの初期症状である微細な石灰化などを検出できるため、早期発見に有効な診断機器として注目されています。
コニカミノルタエムジー(株)は、世界で初めて位相コントラスト技術※1を応用した乳房X線撮影システム「PCMシステム」を中心に、撮影から読影までのシステムをトータルに提供してきました。
さらに2010年には、マンモグラフィー診断支援システム「NEOVISTA I-PACS CAD typeM」を開発。これは、独自のアルゴリズムに基づくCAD※2処理で、X線撮影された画像上のパターンから、乳がんと類似する陰影などを検出するものです。簡単なボタン操作により、検出結果を画像上にマークで提示して、医師の読影を補助します。

※1
位相コントラスト技術:X線が物体を通過する時に生じる位相変化に起因する濃度差を利用し、より鮮明な撮影を可能にする技術
※2
CAD(Computer-Aided Detection):コンピューター支援検出
マンモグラフィ診断支援装置 NEOVISTA CAD typeM 薬事承認番号 22200BZX00278000

図をクリックすると拡大表示されます。

マンモグラフィ診断支援装置 NEOVISTA CAD typeM 薬事承認番号 22200BZX00278000

Technology for the Future

リウマチや乳がんの早期発見に貢献する「高感度X線撮影装置」の開発を推進

コニカミノルタエムジー(株)は、東京大学などとの産学連携プロジェクトとして、X線の屈折を利用した革新的なX線撮影装置(タルボ・ロー・システム)の開発に取り組んでいます。この装置は、撮影対象を透過したX線の位相のずれを回折像の干渉を用いて抽出し、高感度に画像化するものです。これにより、これまでX線では撮影できなかった軟骨などの軟らかい組織の画像化に成功。軟骨異常をともなうリウマチや乳がんなどの早期発見に貢献できると期待されています。

一回の撮影で、従来のX線写真に類似した画像(左)を含む、3種類のデータを得られる。写真はさくらんぼの撮影サンプル。

吸収画像

小角散乱画像

微分位相差画像

オプトの技術を駆使して、メディカル・ライフサイエンス分野へ

コニカミノルタオプト(株)は、これまで蓄積してきた光学技術や微細加工技術、画像処理技術を活かして、メディカル・ライフサイエンス分野で製品の開発を行っています。血液検査などを小さなチップ上で実現する高感度体外診断システムや、共同開発中の蛍光分光がん診断装置などの、体内にデバイスを入れて光で診断するシステムを提供していく計画です。

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